留学資金調達

準備段階ではあまり意識しない資金の問題についてもまとめておきたい。

  • どんな種類があるか
    • 社費
      会社から留学資金が提供されるケース。このような制度がある会社は留学準備の費用から滞在費用含め非常に手厚いケースが多い。このような制度がある会社であればぜひ活用したいところです。
      Pro: とにかく精神的に楽。
      Con: 卒業後の会社在籍年数規定がある場合が多い。退職したい場合は、一部-全額返金が必要な場合もあるので会社のルールは要確認
    • 私費
      • 貯蓄
        留学が多いであろう20代後半1-2,000万円の貯蓄がある方は素晴らしいと思います。さらにバッファーを作るために給付奨学金にもチャレンジしましょう。大丈夫、自分を律する事ができるあなたは奨学金もとれます。
        Pro: 留学で大半を失っても負債は残らず卒業後は気が楽。
        Con: 遊びや消費を我慢する必要がある
      • 親族や配偶者の支援
        自分に貯金がないが、親族や配偶者に経済的余裕がある場合は積極的に活用しましょう。もらえるのか、貸付なのかは関係性にもよりますがカジュアルに相談してみて損はないと思います。
        Pro:
        Con:
        ご参考リンク:
      • ローン、貸与型奨学金
        貯蓄や家族の支援の次にメジャーなのがローンかとおもいます。国のxxxローンや地銀のローンはメジャーですが、学生となる留学生本人は信用がないため、親族や配偶者に組んでもらうことになります。海外の業者は金利が高いことが多いので借りる場合は国内の金融期間を最初に検討することをおすすめします。

        • 国庫
        • 学校のローン
        • 地銀ローン
        • Prodigy
        • JASSO
      • 給付型奨学金
      • その他
        学校によっては支払のタイミングを無利子で引き延ばせるところや低金利でのローンを提供しているところもあります。また、卒業後に留学費用を負担してくれる会社もあるのでおさえておくものいいかと思います。
        クラファンで集めたりする猛者がでてきてほしいですね。
  • 筆者のケース
    • 上記でつらつら書いていますが、微々たる貯金と親からの借金で費用を捻出しました….
      留学準備時は合格することや仕事に追われており「資金はなんとかなる!」と後回しにしていました。1年で取得できる大学院だけおうぼしていたので費用は学費+生活費で1500万円ほどの想定です。これが2年制で米国の場合は3000万円強のコースも普通ですのでだれに頼れるかはよく検討しましょう。

 

 

  • さいごに
    財団などの奨学金は留学の一年前にしめきられることも多く、余裕がなくても締切の確認だけでもしておきましょう。あとはなんとかなります。最悪の最悪、学校にdeferralすなわち入学の延期を申し出てみましょう。
    一年強の猶予が出来るので財団系奨学金に応募、JASSO給付・貸与奨学金に応募、本気の貯金、で乗り越えましょう。また、さらに上のレベルの学校に受かることもあるかもしれません….!
    (それもだめだった場合は、あきらめが肝心です。MBAヘイトをするもよし、自らの体験をまとめた「MBA留学敗戦記録」などを出版してお金を稼ぐのもよし。前を向きましょう)

 

 

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